レーシック手術に関する危険性

国民生活センターから、レーシック手術に関する危険性についてお知らせが届いています!

希望した視力が得られないだけではなく、重大な危害が発生したケースが出ています!

レーシック手術の危険性をご存じですか?

平成25年12月4日、消費者庁独立行政法人国民生活センターから、屈折矯正手術で代表的な レーシック手術の危険性についての発表がありました。

屈折矯正手術は、眼鏡やコンタクトレンズを使わず、手術的に近視や乱視を矯正する方法です。最近では、 主として近視の矯正を行うため、 特殊なレーザー(エキシマレーザー)を使って角膜の屈折力を調整して視力を回復するレーザー屈折矯正手術が開発されました。

レーシック手術に関する危害情報・相談が多く寄せられています

事故情報データバンク(※1) には、レーシック手術を受けて危害が発生したという情報が、平成21年度以降80件寄せられています。 (平成25年11月8日までの登録分)80件のうち、消費者安全法の重大事故等として公表した事案は7件です。

※1 消費者庁が独立行政法人国民生活センターと連携し、関係機関より「事故情報」、「危険情報」を広く収集し、事故防止に役立てるためのデータ収集・提供システム。

発生している自覚症状

過矯正による遠視が最も多く、それに伴う頭痛や吐き気等の体調不良により、日常生活に支障を来しているケースが見られます。 また、乱視、光をまぶしく感じる、ドライアイ、目の痛みなどの症状が発生しているケースもあります。

PIO-NET(※2)には、レーシック手術に関する相談が平成21年度から平成25年度までに315件寄せられています。(平成25年11月8日までの登録分)

※2 国民生活センターと全国の消費生活センター等をオンラインネットワークで結び、消費生活に関する情報を蓄積しているデータベースのこと。

相談内容

レーシック手術を受けたが、視力が上がらなかったなどの施術不良についての相談、リスクなどの説明不足に関する相談、インターネット上の表示などに関する相談がみられました。

レーシック手術は、光を見たときにぼやけて見える現象(ハロー・グレア)や角膜の表面に凹凸があるため、眼内で光線が焦点を結ばない乱視(不正角膜)、ドライアイなど、手術後に様々な合併症が起こり得ることが知られていますが、手術による様々なリスクについて、医療機関から十分に説明を受けていない恐れのある人もみられました。

危害情報(1)重大な身体被害に至った事例

手術直後から2ヵ月間、目の表面に激しい痛みがあり、寝たきりの状態になった。 目の表面の激しい痛みによる頭痛、吐き気、不眠等が発生した。光や太陽がまぶしく、室内でもサングラスや遮光レンズを使用するようになった。 手術後1年は、近くを見ての作業が出来なくなり、プリズムレンズ(光を屈折させて、左右の視線のズレを補正することが出来るレンズ)の 遠近両用眼鏡を常時使用するようになった。現在では、眼鏡やコンタクトレンズで日々調整しているが、眼精疲労がつらい。

(平成22年9月手術 女性 40歳代)

危害情報(2)手術前のリスク説明が不十分だった恐れがある事例

レーシック手術を宣伝している眼科医院に行き、手術を受けた。 手術前にリスクの説明はなかった。手術後、視力は両目とも0.8~1.0くらいになったが、ドライアイになり、 10分ごとに目薬をつけないと目を開けていられないような状態である。事前にリスクを聞いていれば手術はしなかった。

(事故発生年:平成22年 女性 40歳代)



国民生活センターが行ったレーシック手術に関するアンケート調査結果

調査時期:平成25年11月  調査対象:20~60歳代のレーシック手術経験者600人。

レーシック手術を受けた消費者の4割以上が、症状や不具合を感じています

「希望した視力になった」と回答した446人の内、148人(33.2%)は、視力以外の不具合が生じており、希望通りの視力が得られ、他の症状も特段生じていないという人は、回答者全体の298人(49.7%)でした。

レーシック手術のリスクについての事前説明が、不十分な場合があります

手術前のリスク等の説明について、レーシック手術を受けられない人についての説明は多くの人が受けていましたが、 手術後に起こり得る症状等については、説明がなされていない恐れのある内容もあることが分かりました。

レーシック手術を受ける前に、事前に下記のような説明を受けていますか?

  • 元の視力に戻ることがある。
  • 希望した視力に届かないことがある。
  • 色の区別がつきにくくなることがある。
  • 物が二重、三重に見えるようになることがある。
  • 光がにじんだりギラギラしたりすることがある。
  • 矯正され過ぎることがある。
  • 長い間痛みが生じることがある。
  • 長い間ドライアイになることがある。
  • 角膜感染症になることがある。
  • 飛蚊症になることがある。
  • 角膜が濁ることがある。
  • 角膜が変形することがある。
  • 暗いところで見えにくくなることがある。
  • 視力が安定しなくなることがある。 
  • 角膜が薄い人は、レーシック手術を受けられない。
  • 眼の病気(白内障・円錐角膜・網膜疾患など)がある 人は、レーシック手術を受けられない。
  • 妊娠中・授乳中はレーシック手術を受けられない。
  • 眼圧が正しく測定出来ない可能性がある。
  • 正確な白内障手術が出来なくなる。

3人に1人は、レーシック手術後の一定期間の検査を受けていません

日本眼科学会の「屈折矯正手術のガイドライン」では、原則として、術後6か月まで経過観察を行い、 その後も長期にわたって経過を見守ることが望ましいとされています。しかし、手術後に一定期間に検査を「受けていない・受けなかった」人の割合が33.5%(201人)でした。

医療機関がインターネットで発信する情報が、
手術を受けるきっかけの約4割を占めています

レーシック手術を受けたきっかけは、「友人、知人、家族」が最も多く、次いで「病院のホームページ」、「病院のホームページ以外の広告」となっています。

レーシック手術を行う医療機関の広告等の問題点

消費者庁及び独立行政法人国民生活センターが、医療機関がインターネットで発信する情報について確認したところ、 消費者がサービスの質等について誤解する可能性のある情報が掲載されていることが確認されています。 これらの情報の一部には、関係法令に抵触する恐れのあるものもみられました。

注意すべきインターネット広告等の例

医療法上、広告が可能とされていない事項の広告

(例)芸能人等が受診している旨、広告可能な資格以外の医師の専門性に関する資格名

他の医療機関と比較して優良である旨の広告等

(例)症例数世界No.1

客観的事実であることを証明することが出来ない広告等

(例)患者の体験談の紹介

費用を強調した広告等

レーシック手術に関する専門家からのアドバイス

事故事例やアンケート結果から、リスクの説明や過矯正の問題がみられました。
そのため、日本眼科学会から、レーシック手術について次のようなアドバイスを頂きました。

手術のリスクについてレーシック手術で削った角膜は元に戻りません。

ハロー・グレア、不正乱視、ステロイド緑内障、ドライアイなどの術後合併症が知られています。

レーシック手術を受ける上での注意点

(1)リスクがあることを認識しましょう

思ったような視力が出ないだけではなく、物が二重に見える、光がにじむ、光が放射状に広がって見えるなど、根本的な治療が困難となる症状が起きることがあります。

(2)リスクについて医療機関でしっかり説明してもらいましょう

医師によっては具体的な後遺症について十分な説明がなされないケースがあります。手術を受けるにあたっては、手術前の検査結果から考えられるリスクについて、十分な説明を求めましょう。

(3)インターネット上の情報は、よく吟味しましょう

過去の施術数、芸能界やスポーツ界等の有名人のコメントなどが掲載されている医療機関のウェブサイトがありますが、必ずしもその医療機関の施術能力を反映するものではありません。

(4)本当にレーシック手術が必要か、慎重に検討しましょう

既に眼鏡やコンタクトレンズ等で視力矯正をしており、不便を感じていない場合には、 レーシック手術及びその後のリスクをよく考え、本当にレーシック手術が必要か、慎重に検討しましょう。

レーシック手術後の1年後、2年後、3年後・・・・などの長期的な予後についてはまだ不確定な部分があります。

レーシック手術を安易に受けることは避けましょう!

当店では、あなたの健康な目を守るためにも、レーシック手術を積極的にはおすすめしていません。